サイバードは、インデックスと並んで、iモードが始まった当初から携帯コンテンツ事業に取り組んできた、老舗の携帯コンテンツ事業者。また、携帯コンテンツ事業者として最初に株式公開した、携帯コンテンツ業界のトップを走ってきたネット企業でもある。設立当初からNTTドコモと太いパイプがあった同社は、iモードの成功とともに成長してきた会社だ。そういう意味では、「iモードの申し子」とも呼べるだろう。最近では、携帯電話を使ってポイント換算するシステムを開発するなど、新しい事業分野への積極的な取り組みが目立つ。一九九八年九月、現在の代表取締役会長の堀主知ロバートが、当時サイバードに勤めていた真田哲弥(現在のKLab代表取締役社長)を口説き落として、携帯コンテンツ事業を始めるために設立。一九九九年二月、iモードで携帯コンテンツ「なみある?」のサービスを始める。このコンテンツが大人気となり、業界に広く知れ渡るようになる。翌年の二〇〇〇年八月には、「ケイ・ラボラトリ(現在のKLab)」を設立。その後も、順調に業績を伸ばしていく。二〇〇五年六月、リクルートが、第二位の株主となる。
五メガの回線を各学生の家庭(約四〇〇〇戸)に専用線として設置していくということを前提にしたところ、現行の料金体系では、一ヵ月に約二七億円かかるという結果が出ました。もちろんこんな金額は、大学の教育の仕組みのなかで支払える金額ではありません。しかし、五メガbpsという回線を自分たちでひいたらどうなるか、と純粋に技術的に考えてみると通信事業者以外が回線をひくことは法律で禁止されていますので実際には不可能です。これは同軸ケーブル(有線放送やCATVの回線と同じケーブル)が一本、各家庭に入っているくらいのことで実現できる程度なのです。実際に、有線放送やCATVは月額数千円程度のサービスとして、ビジネスとして成立しているわけですから、本来のコストからすればこういった水準が可能なはずです。
Webサービスの特性と市場動向を踏まえて、Webサービスには今すぐに取り組み、できるところから採用してノウハウを蓄積すべき。といえます。みんなが導入するのを待ってから取り組むのでは、競争から取り残されてしまいます。したがって、今後システムを開発するときは、必ずWebサービスの適用を検討する必要があると考えられます。・既存システムの一部をWebサービス化して、活用・再利用できない力・開発しようとしているシステムの一部を自社で開発する代わりに、外部Webサービスを利用できないか。開発するシステムの一部を、将来的にWebサービスとして部品化・公開することは有効か、その可能性があるか。このように早期からWebサービスに取り組むことで、変化にすばやく対応する柔軟なシステムを構築し、来たるべきSOAの実現に備えることができるのです。