ことわざ・慣用句のテスト出題には次の二つのタイプがあります。
(1)辞書上の意味→「……の意味を答えなさい」
(2)課題文での意味→「……の課題文中での意味を答えなさい」
このうち知識教材で暗記した内容がそのまま得点になる(1)は全出題の一割程度です。一方、(2)は「……」の辞書上の意味を課題文の内容に適合するように加工・変形することが必要で、丸暗記した辞書上の意味をそのまま解答用紙に書いても得点にはなりません。このタイプが出題の九割以上を占めます。ことわざ・慣用句のこのような性格をふまえれば、得点効率を考慮して無印を切り捨てるのも意外と合理的な選択ではないでしょうか。ただし、志望校にことわざ・慣用句が出題され、この配点比率が高い場合もあるでしょう。そういうときは直前対策期の過去問演習に入ってから補充すれば十分です。ほかの受験生も似たような状態ですから、大きく不利になる心配はないと思います。なお、これ以外の単純な暗記項目(漢字の読み、文学史、韻文の関連知識など)を勉強する場合は「ことわざ・慣用句の学習方法」を応用してください。ちなみに、個別指導塾に子どもを通わせている親御さんが近頃多いようです。
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